「伊根の舟屋」とは

伊根湾の沿岸には「舟屋」と呼ばれる建屋が約230ほど軒を連ねています。
舟屋とは、元々は船を海から引き上げて、風雨や虫から守るために建てられた施設で、昔は漁で木造船を使用していたため、それを乾かす必要があったのです。
一階には船を収納し、二階には網の干し場や漁具置き場として使われていたようです。
今では船もFRP(繊維強化プラスチック)製となりましたが、作業用の小船を持っている家では、今でも舟屋の中に収納されています。
船を収納することがなくなった舟屋は、一階を魚を料理するのに使ったり、洗濯物を干したりと海の暮らしの場として活用されているようです。

2018　

竹本晃子

グラフィックデザイナー / イラストレーター / 現代美人画家

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化粧品・美容用品・家電・ペット用品などのパッケージデザインを多数手がける。 イラストは、水彩に力を入れていますが、デジタルも描きます。